日の平山〜立岩山〜市間山縦走
昔より駄荷より日の平山立岩山市間山の縦走は一部ヤブ山マニアには知られたルートだったらしいのですが長いのと下山口に車の用意が
必要で単独行では難しいなどの条件で縦走する人は少ないようです。かくいう私も単独行でこのレポは2年前の報告と今回坂原の野菜販売所
よりとりあえず立岩山まで登り2年前の前回の続き報告ということで継ぎはぎ縦走でインチキくさいのですが複数の車を活用できるグループの方
でしたら十分踏破可能な素晴らしいルートだと思いますしお役にたてればとアップロードさせていただきました。潔癖な方お許しください。
1日目(私の場合)
吉和村から立岩ダム方面 十方山瀬戸の滝登山口へ向かい女鹿平温泉の前をとおるとすぐに駄荷のバス停に着く。そこから右折 林道へはいる。
林道は25000分の1の地図には載っています。 この林道の終点まで到着できたら1/3は登ったも同然です〔ちょっとオーバーか〕
駄荷のバス停です。ここから林道へ入っていきます。
林道しばらく進むと車入禁止の鎖がはられています。 左に2 3台駐車できるスペースがありますので車をおいてここより歩きです。
鎖のはられた橋のところより とにかく沢にそって林道をすすんでゆき沢と林道がほぼ同じ高さになる地点の分岐点で右林道へはいっていきます。〔上記地図参照〕
林道ではいろいろ分岐点がありますが上記のつたないマップと国土地理院の地図参考に1時間位登ってくると下の写真の林道終点に到着します。
林道は林間従事者の方かぜ整地されておりまるで絨毯の道を歩いているようでした。終点の笹ヤブに赤テープがあり突撃します。
まっすぐ低地を直進すると数分で伐採地にでます。 そこより左上稜線目指すとすぐにテープ 赤ペンキ等ついたコース稜線にでます。ここよりテープ通り稜線歩きます。
赤テープさがしながら稜線登っていきます。 時々見失いそうになりますがよくみてみるとなんとかみつけられます。
林道終点から稜線沿いに登り40分位で日の平山頂上に到着。ガスっておりなにも見えず。すぐそばが伐採地になっており深山とも感じません。
立岩山へのただの通過点なのかプレートらしきものなにも見えず。国土地理院の地図ではここが立岩山となっているがちがうらしいので仕方なく奥に突き進む。
日の平山を下るといい山道もありますが胸位のヤブ漕ぎもあり 赤テープも時々しばらくないこともあります。 地図は勿論ですが赤テープも一応持参されて
とぎれている場所は痕跡を残した方がいいでしょう。 丘状のところが多くテープがないと不安な場所があります。
ヤブ漕ぎも終わり 快適な山道になり 右に坂原からの上り口らしき分岐もこえてしばらくゆくと大岩に出くわします。 形がいかにも人型なので
もしやと思い下の祠をみると木片が人の手でならべられておりました。 途中でプレートにかかれていた観音岩というのはこのことかと納得。
大魔神かもしれないので早速退散。
観音岩から逃げるようにすすんでゆくと段々痩せ尾根になっていき 霜柱がついて凍った岩にとりすがりながら アルプスでもないのにまじかよと思っていると
ひょっこり山頂にでます。 周囲ガス 登頂プレート一枚なく自然保護をうったえる札が一枚あるのみで本当にこれが山頂か不安 地図で確認。 山頂の筈だと思うのだが
登頂された方もし間違ってたらメイルください。 もう一度登り返します。〔ウソデス〕 ここまでくる人少ないんですかね。
ガスでなにも見えず。立岩貯水池が樹木のあいだから望めるらしいのだがさっぱり。 しかし今年初めて樹氷を観察した。
でも樹氷よりダムを見下ろしたい。 寒い〜〜〜〜。
今回のコースは「山のむにゃむにゃ」さんのHPも参考にさせていただきました。ありがとうございました。
2日目(私の場合)
2年前の続きということでとりあえず立岩山まで登らんことには始まらんと坂原の野菜販売所よりとりつく。立岩山まで
約2時間半。このルートに関してはいろんな人がレポしておられるのでそちらを参考してください。
野菜販売所にいたおじいさんの話
「この頃は日曜日はだれか登っとるで」
「このあいだ30人位の団体が登りよった」
「おんなの人がひとりで登るのをみたこともある。なんぼでも登れるでえあんた」
最後にぼそっと一言「わしは登ったことないが・・・」
平成11年に「山へ行こう」さんが立岩山をHPに紹介した頃は秘境の山と思われたが今はトレンディな山らしい。
再び立岩山頂上
前回12月でガスかかり樹氷を見て帰ったが今回は梅雨の合間の晴天。景色を見てやはりここが頂上と確信(前回自信がなかった)
また来てしまった。
頂上付近より吉和冠山方面
頂上より立岩ダム湖 十方山。
双眼鏡でもあれば十方山頂上の人が見えそう。立岩山頂上付近の枝が刈ってあり景観よくなっている。
頂上よりこれから突撃 市間山方面。
頂上より恐羅漢
立岩山から市間山へブナ林散策
立岩山から市間山は素晴らしいブナ林が続き自然愛好派にはたまらないコースです。訪れる方も多いのでしょうか。テープだらけで
迷うことはありません。起伏もなくあっというまの市間山までの1時間半です。
市間山頂上
立岩山より1時間半で市間山到着。展望もなく三角点がひっそりと迎えてくれます。
ハチガ谷の頭
市間山より北東にのびる快適な山道歩きます。途中左稜線に道らしきものがありますが無視して直進しに15分位でハチガ谷の頭に到着。
ここより急降下 牛首峠へ向かいます。テープ通りです。
林道への正式下り口
ハチガ谷頭より30分位急降下すると稜線右斜面に幹に赤テープが巻いてある箇所があります。少々ヤブですがここを強行下山します。
やや間違った下山口へ降りる(私の場合)→牛首峠
さっきの右斜面をおりないで直進してしまうと林道の崖にぶちあたります。私の場合ここまできてしまったので仕方なく崖を這い降りてきました。
正式? 下山口
牛首峠より数十メートル坂原方面へ手前です。笹原の中をおりてきます。
付録
正式下山口へおいておいたママチャリ。これにまたがり牛首峠より坂原までアスファルト林道サイクリング♪サイクリング♪♪ にはならなかった。
あまりのダウンヒルでブレーキから煙がでてしまって足ブレーキ使用。MTB(マウンテンバイク)お勧め。