白峰三山縦走 平成19年8月4日〜6日
8/4 第一日目
広河原より大樺沢へ登る 二俣の別れ付近より雪渓へ。台風6号通過の影響かガスって山頂方向が見えない
北岳バットレス展望は期待薄。
このあと八本歯名物の梯子の連続となるが急激な高度変化と前夜バス強行に隊員の足取りは重く先頭とはなれてしまう。
里山とはやはり違うということとトランシーバーを忘れたことに反省。
約6時間かけて北岳頂上。吊尾根分岐よりの稜線は台風影響で強風 いきなりの突風に立ち止まる時もあったが頂上につけば
ガスの中を沢山の人がいた。なにも見えない頂上にこれだけのハイカー さすが日本第二の高山。
真夏というのに寒く11度 髪も眉もまつげも結露 とにかく頂上にはいあがった感激の一枚。
8/5 第二日目
北岳山荘に一泊して出発。雨の天気予報に全員お通夜のようになったが明ければ快晴。喜び勇んで出発
後方は北岳 山荘から間の岳方面に一丘登ってきたところ。
左を眺めれば日本一の朝焼け富士山。見えて当然 ここは南アルプスよ。
間ノ岳へ向かう
残念ながら百名山 間ノ岳頂上はガスガスガス。知らないおじさんが道標にへばりついていた。
間ノ岳より農鳥岳方面へ下向。青い空に農鳥岳 手前に赤い屋根の農鳥小屋。
中央高峰が西農鳥岳 左やや先鋒が農鳥岳 まだまだ進軍なのじゃ
農鳥小屋で小休憩。山小屋のおっちゃんと甲斐犬とやらがうるさかった。ここのトイレの風景は後に語り草となる。
雷鳥もおるでよ。ぴんぼけですまん。
やったで。三番目の最後の名峰 農鳥岳。快晴で景色もばっちり 暑いくらいでした。
すぐそばに雪渓もあり北岳小屋の弁当を広げて食べた。なかなかこれませんでこんなとこ。
予定より早く到着でもう降りるばかり。ゆっくりすごした。
やったー! 大門沢下降点到着。
山渓ガイドの写真でくらいしか見たことのなかった大門沢下降点の鉄柱にたどりつき感激。
やや危なかしかった今回の山行 全員怪我もなく無事にここまでこれたことに感謝。
万歳三唱。まだ広河内岳までいきたいというおばさんおじさんを無視して大門沢小屋へ下降開始。
この先 「白峰三山? 大門沢下降点から奈良田まで長かったわ」という縦走経験者の言葉をしみじみかみしめることとなる。