白 旗 山 (しらはたやま)
今年は暖冬かもしれず12月に入っても1000メートル級の山に積雪もなく難関ヤブ山のチャンスかもしれずと思い突撃してみた。
初め反対側の上高尻の大谷川から登ろうと思ったが現在ではほとんどルートがあてにならない「西中国山地」を参考に未知とも
思われるルートで登るのもええじゃん ま 登れんかったら来年にとっておけばええと・・・・・本当のところは登山口が家がある岩国
に近かったのと簡単に登れそうだったからというのがこのルート選択の真意。怠け者です。
なんとか登りましたが登山道(作業道?)はカンカケの谷に所々と頂上付近だけです。あとは道なき本格的薮山です。
たんなるイメージ図なので実際登山される方は地図を参考にしてください。駐車場の所から渓流は林道
に沿ってものびてます。
登山口付近
六日市より「六日市病院」の横を通り過ぎ鹿足河内林道はいり鹿足河内川沿いに左に築山登山口を過ぎ林道分岐を左に進み
左に大きくカーブしたカンカケ谷の入り口に車を止めます。駐車スペースあります。林道分岐に通行止めゲートがおいてありますので
自己責任で入ってください。六日市より林道への入り方がわからない場合はこのHPの「岩国近隣の山」の「築山」を参考にしてください。
写真の右に山へ入る砂利道があり登山口です。なんの印もありません。
なんの印もない登山口
すぐに堰堤あり。堰堤の左へあがる。
カンカケの渓流
渓流左側斜面に所々先達の残した古いテープのある昔の作業道らしき道がのこっています。崩れている箇所は川床を歩きます。
渓流分岐より稜線目指す
30分で渓流が分岐している箇所にたどりつきます。「西中国山地」によると右の渓流を遡行していけばいいのでしょうが倒木で
難儀しそうなので目前の稜線へ登りました。ここより勝手にすすんだルートなのでテープも道もありません。
写真は渓流分岐点なのですが荒れているのと撮り方がへたなのでよくわかんないですね。
伐採地の稜線登る
支尾根の稜線肩へ
渓流分岐より稜線のぼり30分位でたどりつきます。ここより見晴らしのある伐採地稜線歩きになりますが棘のある木々が沢山あり。
登ってきた支尾根振り返る
支尾根頂上より右方向主尾根を望む
支尾根の肩より30分で棘と格闘しながら稜線をつめて支尾根頂上です。所々昔の作業道らしき箇所残ってました。
支尾根より右方向にある主尾根を目指します。一見数十メートルですが身長以上の笹が生えておりなかなかすすめませんでした。
途中倒木の中に熊らしきほんわかウンチがありました。ホイッスルをリュックから出していつでも吹けるよう用意しましたが
効果のほどはわかりません。ためしたことがないので。ためしたくないですが・・・。
主尾根へ
支尾根頂上より20分も背丈以上の笹と格闘しながらやっと主尾根にはいあがります。写真左の黄色テープは私がつけたものです。
稜線にはたまにしかテープ痕跡なく道もない笹原です。しかし頂上まではなだらかな傾斜です。左方向稜線へ向かいます。
稜線途中 広島山陵会の分水嶺のプレートがかかってます。こんなとこにまでと驚き。
カメラ視線で笹の高さを憶測してください。密生していないのでなんとかなりました。
山頂手前
この付近になれば道がついてます。頂上まであと5分位です。ペンキ テープ印がありなぜか基準点の石が埋めてあります。
浅学の私にはなにを意味しているものかわかりません。
白旗山頂上
主尾根とりつきから20分くらいの笹漕ぎで頂上です。テープもなくほとんど人が登った痕跡のないような道でしたが頂上は
草も刈ってありプレートも結構あり予想外にひらけてました。上高尻方面からはよく登られているのかもしれません。
腰掛けたらよいような石があります。
頂上よりの眺望
健在
上高尻登山道方面
こちらからの登頂もきびしそうですね。