小郷山(桑の木山)〜三坂山縦走


今年になり転勤によるドタバタと長引く風邪にやられ また人とメジャーな山登りに励みしばらく薮山はご無沙汰でした。

有名な登山道整備された山もいいですがやはり自分の原点は薮山ではないかと突撃してしまいました。


昨年の11月に御境峠から小郷山に登り展望の良さに感嘆し三坂山までいつかいきたいと思い今回の山行になりました。

広島佐伯区のHさんが行かれたというのでなんとかなると思って入ったのですが広島山陵会の分水嶺のプレートがある1059ピーク

からは台風の痕跡かルートを誤ったかうんざりするような倒木と薮でした(要するに道がない)。

薮のエキスパートの皆様の領域に迷い込んでしまったようでちと私には力不足だったようです。





ヨソウ林道入り口の橋(スタート地点)

吉和より国道488号線中津渓谷沿いに入っていき三坂八郎林道入り口を過ぎて次に左にヨソウ谷林道入り口の橋が

かかっている。以前は車で入れたが
現在はチェーンで通行止めになっている。

スタートは御境峠でもかまわないが下山後にアスファルトの坂を登っていくのが嫌なので橋の駐車場に車を

おいて初めに御境峠まで歩くことにした。三坂山より下山して林道歩いてこの橋に着くことになる予定。






御境峠

ヨソウ谷林道の橋より30分で御境峠に到着





小郷山(桑の木山)頂上

御境峠より約40分で小郷山頂上へ。ここまでの詳細は小生のHP「小郷山」をご
覧ください。

五里山への展望




薮突入

小郷山頂上より南方向稜線へかすかだが道らしき痕跡 また所々テープあり。いにしえの桑原ファンの逍遙した後であろうテープも古い。

前回晩秋であったので割かし道がみえてたが青葉にすっかり埋もれている。




薮の間よりのぞく大神岳

三坂山




20〜30分稜線歩いてると道が消失します。とにかく県境どおりにトレースしていきます。

途中で稜線から左斜めに下っていくことになるとおもうのですが先人も迷ったらしく? これといったテープ痕跡もありません。

ただひたすら薮の中を三坂方面稜線県境をのがさないように進みます。写真は稜線に道がなく歩きづらく

左に少しくだったら伐採林がありここをしばらくあるかさせていただきました。

まあ ジャングルですね。




分水嶺プレート

小郷山より約一時間半で1059ピークに到着。広島山陵会の青の分水嶺の札があります。ここよりしばらく道あり。




左 三坂山方向へ下る

分水嶺のプレートのあるピークより20分くらいややまともな山道進み このまま県境進むと三坂山とは違う

隣の稜線へいくので強行に三坂方向へ下ります。この辺からは迷走です。




林道へ出る

数分で突然なにかの林道終着点にでてしまいました。 多分ここを戻っていくと二艘船岩の所へでると思うのですがそこからの

三坂山の道はひどかった思い出があるのでこの付近より稜線つたいに三坂山ねらうことにしました。これがまちがいでした。




林道の奥へ

少し林道の終着点より奥へ進み三坂山への稜線を登りました。Hさんの黄色テープもあり心強くしたのですが稜線はとんでもない薮でした。

倒木ばかりで歩きづらく 仕方なく危ない倒木の上を歩きましたがそう都合よく倒木も倒れていず悪戦苦闘。

なんで貴重な休みにこんなとこでなにしとるんかいな・・・・・家でポテトチップスつまみに冷たいピール

かっくらいながらDVD映画鑑賞・・・などなど。妄想ともたたかいながら。




やっと三坂山頂上

不明の林道終点から稜線づたいに2時間近くかかってやっと三坂山頂上です。バテ気味で途中かなり休みましたので本当はもっと短時間で

到着可能と思われます。2年前ここに登りましたが台風の爪あとか周辺荒れており頂上付近のかすかな道さえありません。

頂上のプレート テープ等以前のまま新しいのがなく登る人もないのでしょうか。三坂山は忘れられようとしている山です。

千両山はきっともっとひどい状況に思われます。




下山途中

船岩もどきの岩。頂上よりすこし来た道をもどりヨソウ谷へ向かって降りるのが本当なのですが間違えて手前で降りてしまい

小滝の続く渓流にどうしょうかと困りましたがごまかしごまかし降りました。ヨソウ谷林道終点駐車場手前渓流でみた岩です。

本来ならば四艘船岩のそばを通るはずなのですが下山道を間違えてしまいこの岩を見て自己満足しました。




ヨソウ谷林道終点駐車場

三坂山より50分位で到着。迷走でした 私の様に渓流でて降りるに降りづらい状況になることもありますのでご注意を。

ここよりさらに30分歩けば車をおいてある橋にでます。