甲島(かぶとじま) 鉢ヶ峰
海岸の登山口⇒15分⇒稜線笹原⇒15分⇒鉢ヶ峰頂上
岩国市と大竹市の市境 県堺でもある岩国市沖に見える甲島は鉢ヶ峰という小山101.8Mがあり柱島金蔵山 阿多田島高山と登った自分としては気になるお山であったが島までの交通手段もなくあきらめていた島山であった。ところがクルーザーを所有の山友達S君が自然リサーチも兼ね登ると言うので随伴させてもらうことになった。左の写真見ての通りいきなり上陸しても島周り絶壁ばかりの島でwebで調べても登山の対象となっていないのだろう さっぱり資料がない。記憶をたどり「周防100山百景」中島篤巳先生著を思い出し 「無人島に夢を追って 鉢ヶ峰」を見つけ今回のコース参考にさせていただいた。昔から誰もすんでない無人島です。 |
岩国市川下から甲島まで30分足らずで到着したが鉢ヶ峰の登り口がわからず島のまわりグルグルと。とにかく人家跡が見える所というのでここを登り口に決めた。確かに人家はあったが帰ってしらべたら「周防100山百景」記述と違う隣の入江からとりついている。 ろくに地図も持たずGPSの設定もしてこなかったから実力はこんなもんだが わしらはあやしい探検隊島シリーズ なのでこれでいい。 |
あやしい探検隊 甲島上陸。美しい島の海からあやしさプンプン臭わせた謎の挙動不審三人が上陸。 |
プレハブの人家跡を過ぎるとすぐ右側に家畜小屋跡がある。以前 牛を飼ってたこと ヤギを飼ってたことがあるので小屋の大きさからいってヤギの小屋と思われる。 突撃したのは3人 なにと遭遇するかわからないので先頭は蛇つっつく為と蜘蛛の巣よけに六根清浄棒を二人目は藪対策の鎌をもっての挑戦。ここまでは管理者がおられるのか草刈りされてて問題なし。 |
家畜小屋跡を越えると藪になるがちゃんと道はあり藪をかりとりながらの道探しになる。今のところ蛇もいないので鎌人が活躍することとなる。一人かなり暑いが完全な藪山装備できており後の二人は海水パンツでスニーカーという出で立ちで藪で脛や膝を切りまくりアブ ブヨに刺されまくりながらの奮闘となった。100メートルの標高と海面からの景観にだまされ後悔先にたたず ここまできたらぼやきながら突き進むしかない。 |
稜線に出ると笹原で瀬戸内海の景観もいい。普通なら表現は少し古いがルンルンの筈であるが 当日の気温は36度位と思われ風もなく脳味噌が煮えていた。 |
稜線に出れば15分程度で頂上へ。振り返る瀬戸内海 いつもは釣り船がいるが猛暑でほとんどいない。 |
頂上到着 灯台の鉄塔がありてっぺんに赤いランプがついている。稼働しているのだろうか。 |
阿多田島だと思うがかすんで見える 思ったよりでかいな阿多田島。右のはげている個所が米軍の元ヘリポートらしい。訓練に使用していたのだろうか 島全体昔は結構道がついていたような痕跡がたくさんある。子供の頃この島は森繁久弥が所有していると誰かがまことしとやかに言ったのを覚えている。岩国市の海岸から見るとこの島は兜の形で確かにそんなロマンがあるような島であった。 |
あやしい探検隊甲島 鉢ヶ峰ついに登頂。頂上にはゴロンと黒雲母花崗岩?の大岩があり岩に登るとあたりの景色が一望できると思ったが 36度の猛暑でそんな元気もでず脳味噌が沸騰状態なので登頂の自己満足して早々下山。 |
撤退は早い。頂上でGPSとカメラいじくっていたらもう二人ははるか下に見えた。 |